25日(水)Happy Christmas


24日、クリスマスイブの早朝、前日夜から降った校地内の雪を今回も岩崎さんがホイールローダーで除雪してくださいました。校庭南側の入り口付近も、向かいの伊藤さんが除雪してくださいました。感謝申し上げます。校庭の雪山が一回り大きくなり、スロープが作られていました。寒波が緩んだ25日クリスマスの日、兄妹が、雪山でスキー遊びを楽しんでいました。でっかいプレゼント、ありがとうございました。
20日(金)2学期終業式



8月21日(水)から始まった84日間の2学期が、本日終業式を行い終わりました。令和6年も、もうすぐ終わろうとしています。閉校を迎える今年度、生出小学校最後の2学期も、17名の子どもたち一人一人のがんばりと、保護者、地域の皆様のご協力により、多くの成果を残すことができました。
子どもたちは、日々の授業はもちろん、閉校記念特別授業「電気教室」、3校球技交流会、5・6年函館修学旅行、マラソン大会、生活・総合学習発表会(生出小学校実践区教育振興大会)、閉校記念碑除幕式などの行事や式典、本校教育の特色である地域学習、4年目の渋民小交流学習、さらに、全校での活動(全校遊び、全校給食、縦割り掃除、集会活動など)を通して、他者との関わり合いを大切にしながら学びを深め、他者との協働的な活動を通し関わり合う力、生活力を高めてきました。
今学期も見学・調査活動、体験学習の際には、いつも地域の皆様に子どもたちを温かく迎えていただき、自然、開拓の歴史や文化、産業や施設の特徴など、多くのことを教えていただきました。特に、この地に生きる各分野の先駆者の方々から、直接お話を聞き、インタビューし、先駆者たちの多様な経験と培われてきた技術と英知にふれることができたことは、地域学習の集大成として行った本校最後の生活・総合学習発表会での発表に現れたように、多感な子どもたちの知性や感性を刺激し、自分の生き方に真剣に向き合うことつながりました。いつでも子どもたちのために熱く語り、いつでも子どもたちのために範を示してくださる皆様方に支えられ、地域と一体となった教育活動や、24年目となる岩手大学教育学部教授の田代高章先生はじめ学生支援の取組等々が、子どもたちの成果となって実を結んだ、充実した最終年度の2学期となりましたことに、深く感謝申し上げます。
閉校まで残すところあとわずかです。2学期もありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。
【終業式での校長の話】
1年のうちで一番長い2学期が今日で終わります。
今年も記録的な猛暑となった8月半ばに始まった2学期。8月21日の始業式では、いつも地域の学習でお世話になっている皆さんの大先輩の櫻聖四郎さんが中心となって10年以上に渡り世話を続けてきたレインボーハス園で、50年から100年に一度しか咲かない、一つの花茎に二つの花が咲く珍しい双頭蓮が二つも咲き、三つ目のつぼみが咲きそうになり、日本全国的なニュースになっていることと、その話題となっている生出のハス園にはたくさんのお客さんが来ていて、ハス園の案内板や、U字管をひっくり返したコンクリートの椅子に、子ども会の皆さんが、かわいらしい絵を描き、手形の模様をつけ、ハス園に来たお客さんを喜ばせていること、生出の地域のためにすばらしいことをしてくれていることがうれしいと話しました。そして、みなさん一人一人に、この2学期、自分のめあて、目標を決め、チャレンジ・挑戦する気持ちを持ってがんばってほしいという話をしました。
8月23日には、皆さんの昇降口で、聖四郎さんが5月に準備してくださった大きな鉢の中で育ったハスが花を咲かせました。その頃は、二つのハスの鉢の中でメダカがいっぱい卵を産んで増えました。同じ日には、聖四朗さんのハス園で三つ目の双頭蓮がついに咲き、またテレビのニュースで明るい話題として紹介されました。6年生が生まれたころから続く、皆さんの大先輩の聖四郎さんのチャレンジが、ついに実ったのです。
生出小学校の最後の2学期、みなさんは、めあて、目標に向けて、また新しいことにチャレンジできましたか。生出小の教育目標の、他の人に優しくすること、思いやることで、チャレンジしたことやできるようになったことはありますか。お勉強でできるようになったことやチャレンジしたことはありますか。運動や健康づくりでチャレンジしたこと、できるようになったことはありますか。学級でも振り返ったかと思いますが、皆さん一人一人、この冬休みに、しっかりと振り返ってほしいです。
私は、この2学期、皆さんが勉強や運動で、行事で、生活や委員会・係や当番の仕事で、掃除、畑の作業で、あいさつ、友達との遊びで、春からの総合的な学習の時間の地域学習で、みなさんがチャレンジしている姿、いつも見ていましたよ。
中でも、今年度新しく始めた、全校遊び、縦割り掃除、全校給食、全校体育や、カルタ大会などの全校での集会活動で、皆さん一人一人の成長を感じていました。普段それほど関わっていなかった学級を越えた、他の人とも関わり合いながら仕事や活動、学習をすることで、他の人と関わり合う力、お互いをわかり合い、気遣い、楽しさや喜びを分かち合う力、上の学年の人たちが下の学年の人たちを引っ張る力、心と気持ちを一つにして物事に取り組む力、そして、一人一人の生活の力が高まってきていることを感じていました。11月の60プロジェクトも兼ねた全校縄跳びのチャレンジ、大繩を一斉にジャンプし、とび越えた瞬間を写真に撮り「一緒にジャンプ」とタイトルをつけ、職員室前に掲示しました。めあて、目標に向け、年齢や学年を飛び越え、一つになる瞬間って、いいなと感じました。
もちろん、うまくいかないとき、うまくできないこともあったでしょう。残念な思い、悲しい思いをみんなで感じたこともあったでしょう。先生方から全体で指導を受けたこともあったでしょう。実はそれも大事なのです。それこそが大事なのです。喜びも、うまくいかない残念さやもどかしさ、悲しみも、皆で分かち合うことが大切なのです。うまくいかないこと、残念なことがあるから、人は考え、乗り越えようと進歩します。残念で、悲しいこと、ときには怒りたくなることを経験するから、うれしさや喜びをより幸せに感じます。先生方からの指導は、そういうときを逃しません。先生方は、皆さんに考えさせる機会を逃しません。
実は、生出にはそういう学校文化が昔からあったのです。皆さんの大先輩の須藤さん、聖四郎さんの同級生の岩崎さんから、この夏、校長室で話を聞いたところ、昔は生出中と生出小が一緒にいろいろなことをやっていたそうです。中でも、運動会の時のことをよく覚えているそうです。もう、70年ほど前の生出の運動会は小・中合同運動会で、中学生の男子と小学生の自分が一緒にフォークダンスを踊った時のことを話してくださいました。背の高い中学生男子と、ずっと背の低い小学生女子の自分たちがペアを組んでフォークダンスを踊ったそうです。合同練習では、中学生は小学生を気遣い、優しく導き、時には、両腕をもって持ち上げてくれ、楽しませてくれたそうです。五年生の人が調べてくれた生出の「第一応援歌」「第二応援歌」も中学生と一緒に歌っていたそうです。この広い校庭で、みんなで応援歌を歌うのがとても楽しかったそうです。「とっても、いい歌なんだよー」と、校長室で歌ってくださいました。また、当時の生出小、生出中の先生方は、皆厳しく、そして、厳しいけれども温かかったそうです。今もそうです。
この学校には、上の学年の人たちが下の学年の人たちを教え導き、かけ声をかけ、みんなで楽しみ、できない時や、失敗した時にもみんなで励まし合い、乗り越えていく、いいこともそうでないこともみんなで分かち合い、乗り越えていくという文化が昔からあったのです。
60プロジェクトの長縄跳び、今年度のリーダーの6年生がかけ声をかけ、「一緒にジャンプ」ほんとうにいい瞬間でした。これからも、うれしいことや楽しいことも、時にはできないことや辛いことも、みんなで分かち合い考え、乗り越え、励まし合うようになればいいなと思っています。
あっと、あと、一緒に取り組んだ全校音楽、楽しかったなー。歌い込めば込むほど、校歌も生出讃歌も、翼をくださいも、すてきなハーモニーになっていく、みなさんは本当にすごいなと思いましたよ。ちなみに、ハーモニーという言葉は、私がよく星や星座の話しをするときに話す、ギリシャ神話の女神ハルモニアに由来する言葉で、「調和」「一致」「連結」などの意味があるそうです。「すてきなハーモニー」とは、重なり合って美しいとか、重なり合って心地よいというような意味になります。
さあ、明日から、待ちに待った冬休みです。三つお願いがあります。
一つ目、みなさんの尊い体と、かけがえのない命を大切にし、事故や怪我に気を付け、安全で健康な暮らしをしてください。今、ニュースでも話題になっている不審者にも気をつけてください。
二つ目、冬休み中に今年が終わり,新年を迎えることになります。今年一年間みなさんのために、毎日お世話をしてくださった、お家の方々に、「今年一年いろいろお世話をしてくれてありがとうございます。来年もよろしくおい願いします。」のように、しっかりとごあいさつをしてください。今年中に必ずやってほしいと思います。
三つ目は、長い休みの前に、いつも話していることをまた話します。「頑張る心」と「我慢する心」でしっかりした生活を送りながら、冬休みを思いっきり楽しんでください。いくらやりたくなくても、やらなければならないことをしっかりやり遂げることが頑張る心です。いくらやりたくても、やってはいけないことを絶対やらないことが、我慢する心です。頑張る心と我慢する心をしっかりもつと楽しい冬休みになります。
さあ、立ちましょう。先生方の方を向きましょう。長い2学期間、お世話してくださった担任の先生はじめ担任外の先生方に「ありがとう」の感謝の気持ちをもってお礼を言いましょう。私の後に続けて言いましょう。「ありがとうございました」「礼」前を向きましょう。
もうすぐ令和六年も終わります。よいお年をお迎えください。終わります。
19日(木)霧氷 冬の宝石


この日の朝の県内は、上空の寒気と放射冷却の影響で、各地で今季最低となりました。生出小でも厳しい寒さの朝となり気温は氷点下10度を下回りました。朝の交通安全指導時、交通安全指導員の小森さんと話す時の息は真っ白でした。生出側からは、川霧が発生し、川沿いの樹木や枯れた草の表面には美しい「霧氷」が見られました。生出の冬の宝石が、朝日にキラキラと輝いていました。
18日(水)第2回 渋民小・生出小PTA役員合同協議会

18時30分より、渋小校長室にて、第2回PTA役員合同協議会を開催し、以下の内容について協議が行われました。①R7渋小PTA役員組織づくり(生出小からもPTA役員を入れての組織づくりを行う)令和7年度 渋民小学校PTA組織(案)についての提案 ②渋小統合後の生出地区子ども会の体制について(今後、生出小側で協議し決めていく)③統合後の運動着について(今後、使わなくなった渋小運動着の、再利用の希望があるかどうか生出小側の確認を行う)※今後、年明け1月に本校PTA三役・地区理事会合同会議を開催し進めてまいります。
18日(水)とても嬉しいクリスマスプレゼント


放課後、生出児童館からサンタクロースやトナカイさんの帽子をかぶった子どもたちが、先生と一緒にやってきました。なんと、児童館の子どもたちは、教職員全員に手作りのクリスマスプレゼントを渡しに来たのです。私へのメッセージカードには、「校長先生へ メリークリスマス!!アクリルタワシとしおりをつくりました。ぜひ使ってください」と書かれていました。手編みの水色のアクリルタワシ、しおり2つ、大切に使わせていただきます。
18日(水)5・6年生が2回目の地域学習成果発表



2・3校時に、5・6年生が、教室と隣のサブルームで11月30日の生活・学習発表会 兼 教振大会で発表した地域学習の成果の2回目の発表を行いました。発表会には、これまで、地域学習でたいへんお世話になっている生出1・2区環境保全会事務局の櫻さん、ユートランド姫神「産直いずみ会」の代表の一ノ渡さんをご来賓にお招きし、また、岩手大学教育学部教諭の田代高章先生、発表会の当日は都合で参加できなかった今年度支援学生含む教育学部学生の皆さんにもご参加いただきました。終了後、5・6年生の子どもたちと支援学生の皆さんとで、体育館でバスカットボールをしました。櫻さん、一ノ渡さんからは、子どもたちの地域学習の成果の発表について、たくさんほめていただきました。
17日(火)雪山のプレゼント


昨日、夜明け前から除雪をしてくださった岩崎さんが、この冬も子どもたちのために、プールの側の校庭に大きな大きな雪山を作ってくださいました。放課後、岩崎さんは、ホイルローダーに乗り来校し、校庭に積もった雪や、昨日通路を除雪し寄せていた雪を集めて、ホイールローダーのバケットや巨大なタイヤで雪を固めながら大きな雪山を作ってくっださいました。子どもたちが喜ぶ姿が目に浮かびます。
17日(火)加藤先生と生出讃歌収録


2校時、生出讃歌の伴奏をお願いしている加藤先生をお招きし、体育館で加藤先生の伴奏に合わせて生出讃歌を歌いビデオに収録しました。7月24日(水)の1学期終業式にも加藤先生の伴奏で生出讃歌の音声とビデオ収録を行いました。今回が2回目の収録となります。子どもたちは、加藤先生の上手なピアノに合わせ、伸び伸びと讃歌を歌いました。教室へ戻る子どもたちに向けて、加藤先生が「あわてんぼうのサンタクロース」を弾いてくれました。とてもすてきでした。
16日(月)第14回閉校実行委員会

18時30分より、第14回の生出小学校閉校記念事業実行委員会を開催しました。はじめに、砂子田実行委員長から、11/30(土)に閉校記念碑除幕式を終えることができたことなどのごあいさついただきました。会務報告では、事務局より11/28(木)に3自治会の監事による協賛金の収支状況の中間監査を行っていただき、適正に処理されていることを確認していただいたことを報告し、各専門部の進捗状況を全体共有しました。全体協議では、事務局より11/29(金)に教育委員会担当者と事務局とで打ち合わせてきた閉校式典の来賓、主催者名簿と、閉校式典、思い出を語る会の内容と時間、案内状、出欠確認はがきについて報告、提案を行い、全体で今後の方向性を確認しました。その後、各部に合わせて詳細の打合せを行いました。今後、12月中に閉校式典並びに思い出を語る会の案内状と出欠確認用のはがきを送付し、1月中旬に式典、語る会の参加者を取りまとめていくことになります。次回第15回の実行委員会は、令和7年1月20日(月)18時30分開催予定です。
16日(月)児童朝会


朝、2階の音楽室に全校児童が集まって児童朝会をしました。はじめに、皆で朝のあいさつをして、生出讃歌を元気に歌いました。次に、6年生3名の各委員会の委員長が、それぞれ話をしました。その後、保健室担当が冬休みに向けて、クイズを交えながら健康に関わる話をしました。最後に、2学期の多読賞の表彰を行い、多読者に皆で拍手を送りました。
16日(月)除雪に感謝


今朝の生出は、雪が積もり真っ白でした。この日も、地域の岩崎さんが、夜明け前からホイールローダーで校地内の通路や駐車場の除雪をしてくださいました。南側の横断歩道付近は、学校の向かいの伊藤さんにきれいに除雪していただきました。本校の用務員さんも早くに出勤し、除雪の作業をしました。早朝からの除雪作業に、深く感謝申し上げます。
13日(金)全校遊び


業間休みに、全校児童でドッジボールをしました。今年度からはじめた全校遊びでは、校庭や体育館を使い、3年生から6年生までの全校児童が互いに関わり合いながら元気に遊んでいます。全校給食、縦割り掃除、全校音楽などとともに、他者と関わり合いながら遊び、働き、食べ、歌う、貴重な体験の場ともなっています。
13日(金)大型横看板台の自作増設


体育館ステージ上に、日の丸、市旗、校章旗の3枚の旗を掲げるため、用務員さんが端材を再利用し、横看板の台の左側に増設しさらに長くしました。この夏、用務員さんは、体育館に生出讃歌の歌詞を掲示する大型の額縁を木材とアクリル板で自作しました。リヤカーもコンパネを加工し修復しました。いい仕事をしています。
6日(金)雪の朝 残り100日


2階音楽室の窓に掲示している閉校までのカウントダウンパネルが、ついにこの日100日となりました。このパネルは、昨年度PTA役員さん方の発案で、前事務局の副校長先生、担任外も一緒に制作に係わり実現したものです。パネル裏には、昨年度の卒業生の思いが書き込まれています。残された一日一日を大切に。
4日(水)岩大生と校歌の練習・録画


岩大教授の田代先生を通して、今年度の支援学生のお一人に校歌のピアノ伴奏をお願いしています。子どもたちがピアノ伴奏に合わせて校歌を歌うのは、この日が2回目でした。子どもたちは、大学生のお姉さんさんが演奏するじょうずなピアノ伴奏に合わせて、気持ちを込めて校歌を歌いました。
3日(火)新しい先生の紹介式


本校に新しく先生が着任しました。この日の朝に、体育館で紹介式を行い、全校児童に新しい先生が3・4年生複式学級の担任となることと、体育や音楽が大好きな先生であることをお話ししました。
新しい先生の話を聞く子どもたちの姿勢と、6年生代表の心のこもった歓迎の言葉は、ともにとてもすばらしかったです。
